助けて下さい!! クラウドファンディング立ち上げました!!
2020/05/14
いつもブログを拝見して頂き誠に有難うございます。
この度はこの場をおかりし、皆様にお願いがございます。
改めまして、江戸時代享保年間創業 旅館中松屋9代目女将土井恭子と申します。
台風19号の際には、多くのお客様から温かいお言葉を頂戴し、「元気づけに、こんな時だから来ました!!」と、ご心配してご宿泊にいらしてくださった多くのお客様のお力があり、感謝、励まし、希望、涙を頂きました。
お客様のお力が原動力となり、皆んなで頑張って行こう!と、スタッフ一丸となって何とか奮起したものの、今度はコロナウイルスの影響により相次ぐキャンセル。壊滅的な事態に。。
台風19号の際とは違い、事態が収束しないまま、目に見えないウイルスのとの戦い。事態が収束するその時まで旅館が存続するかの、危機に直面しております。皆さまのお力をお借りしたく、厚かましいお願いではございますが、ご支援をよろしくお願い致します。助けてください!!
私は当館の三人兄弟の末っ子として生まれました。
まさか!三番目の末っ子の私が旅館を継いで女将になるとは、と想像しておりませんでした。亡き父が私が1番旅館に向いている。旅館を頼んだよ。と言い残し私が30代の時に、この江戸時代から300年続く旅館を引き継ぐことになりました。
子供の頃から肌で感じた日本古来の伝統的文化おもてなしの心、明治生まれの祖母、昭和の時代苦労の絶えなかった母の思い。
ここで育った私だからこそ、江戸時代から脈々と続く日本のおもてなしの心をお客様にお届け出来ると感じております。
【祖母、母から教わったおもてなしの心】
それは、いかにお客様が我が家に戻ってきたかのように、故郷のようにお寛ぎいただけるか、お客様を家族のように受け入れる。
お温かみのあるお客様に寄り添った接客を子供の頃より目の当たりにしてまいりました。近い接客こそが日本古来の接客スタイルだったのだと。
今まで、多くのお客様の記念日を、最期の時を立ち会わせていただきました。今後も多くのお客様と共に、思い出の時を刻みたい。ホテルとは違った、この日本の300年続く旅館の一継承者として伝統文化のおもてなしを守っていきたいと日々感じております。
今までこのお仕事を20年以上携わらせて頂き、旅館のおもてなしは、3.11の震災前までは、お客様に近い、私の接客は、正直好まれませんでした。
震災を経て日本人の忘れて去られていた、家族の絆、人々の絆が共に見直され、私のこの日本伝統のお客様に近い接客が徐々に受け入れられた事を実感しております。接客にも時代の流れがあるのだな。と、
そして、台風19号 まさか長野に台風が?
多くのお客様に励まされ人の温かさを感じ、「女将さん元気だった?」と、「ブログを見て女将さん大変そうだったから!」と、お客様にご心配を頂き、人々の愛を感じ、この仕事がますます好きになりました。また多くのお客様によって支えられているのだと。
しばらくの間、このようなお客様に近い接客はできなくなるな。と悩む日々が続きましたが
下を向いてばかりはいられません。
当館も5月30日から再開いたします。安全面を配慮し、スタッフの笑顔は、しばらくの間はおあずけですが、マスクの下は満面の笑みでお客様をお待ちしております。
マスク着用アルコール消毒など、安全面を徹底し、万全の体制でお客様をお迎えする準備を整えております。
今までのお客様に寄り添った接客も事態が収束に向かうまでは、お客様のご意向に応じワンクッションおく形になりますが、今まで通りお客様お一人お一人にあったおもてなしを心がけてまいりたいと存じます。
どうか皆様のお気持ちが、私共の希望の光になって下さいますよう、ご支援を宜しくお願いいたします。
最後になりましたが、一日も早い自体の収束とみなさまのご健康をお祈りいたします。
長らくご静聴ありがとうございました。
旅館中松屋
9代目女将 土井恭子
クラウドファンディング
https://camp-fire.jp/projects/view/273172
▲△ご支援お願いいたします△▲